前回ご紹介させていただいたJAWS山本K-CARドリフト大会には、3UPの三上さんと岡崎さんが友情出演で、審査員を勤めたのですが、当然、皆さんのアツい走りを見て、血が騒がないはずは無い…
大会終了後の練習走行で、お借りしたアルトワークスとジムニーで走りだしました。
え!?他人のクルマ、いきなりのKドリでサスガ!カッコイイ!3UPのオフィスに昼前に重役出勤で現れたときのポンコツ感ゼロ!ちょっと会場ざわつきました。
そりゃそうですよ、「女性ドリフターの第一人者」。
http://122.220.200.188/d1/sl/sl2011/driver_ladies/driver003.html
過去ビデオも出てきました。
すげーぞ、二台とも。そうそう、この対戦相手の澄花選手、3UPさんで遭遇し、紹介していただきました。昨年、元気なお子様が生まれる直前でした。
三上さんも、岡崎さんも、そうなのですが、実際に戦っている映像を見るとビックリします。さて、順調に走行しているようだったのですが…
ここでちょっと怪しい雰囲気。三上さんが「クラッシャー」「癖が」と口に出していたことが一瞬脳裏を横切った瞬間でした…
おかげさまで、今日一番会場が盛り上がりました(笑) 岡崎さんいわく、
「超楽しい。外から見ているとそれほどでも無いかも知れないけど、乗っている本人の体感的には4~500馬力のシルビアみたいな感覚。おもしろ~い!」
こんな感じで笑いの絶えない楽しいのがこの大会のいいところ。皆さんが家族のように一日楽しく過ごすイベントでした。
さて、その後、三上さんもジムニーでドリフト開始!
三上さんは、以前からジムニードリフトの可能性を示唆していました。そして、それを実践しているJAWS山本さん。しかし、切れ角を上げる方法が無いという問題にぶちあったとのことでしたが、素人目にはスゲー楽しそう!素直にいいじゃん、ドリフトジムニー!カッコイイ!
ちなみに車高調は、当社の全長調整式のプロトタイプが入っています。ジムニー用で直巻、全ネジの車高調っていいでしょ!
ところで、当社の車高調の減衰力設定は、この数年、三上さんのご協力でかなり替わりました。
http://silkroad-jp.com/portfolio-2/suspension/project-suskit-rms
三上さんに2年以上、苛められながら(笑)、何度も何度もやり直しシルビア、スカイライン用の車高調をコラボモデルとして生み出していただきました。ちょうど岡崎さんがまだギリギリ現役ドライバーだった頃にテストが始まったように記憶しています。
三上さん自身がテスト結果に納得したあとも、MJ STYLEの三好選手や、R34一筋の新見理恵選手、チームオレンジの小橋選手など、お付き合いがある力量のある選手に装着して、現場での厳しいテストを続けていただきました。
ナニより素晴らしいのは、三上さんはドリフト以外の、クロカン、ダートラ、カスタム、サーキットなど、色んなクルマでの遊びや競技にも精通していること。そして、感覚だけでなく、クルマの構造を理解し、論理的に説明してもらえることが、開発する側の当社にとってはありがたいことでした。
実際、上記のようにドリフトの実力者が大会で実際に使用していただいた、当社の量産品は、「ドリフト専用なのでドリフト以外には不向き」と思い勝ちですが、実はFUJIのサーキットでのグリップ走行でタイム争いするお客様にも装着して結果を出しているものなのです。本当に良い脚はどんな脚なのか、当社の開発チームも理解はしているものの、やはり現場で戦う立場でしか分からないことがたくさんあることを知る良い機会となりました。
そう、こうやってJAWS山本さんや3UP三上さんのように、日々現場で戦う人たちとの交流は本当に重要なんです。現場の声を聞くことの重要性を、当社の代表は常に気にしています。だから、シルクロードは44年間、アナログ営業訪問を続けさせているのでしょう。
それにしても、この1ヶ月ほどは本当にドタバタ。時系列で日記のようにブログを書きたいのですが、紹介したいものが多すぎて順番がムチャクチャになって来ました。このブログをはじめるきっかけであり、お手本になっているのは3UPの岡崎さんのブログは、日記のように毎日のことが書いてあるのがいいんですよねー。
師匠の背中はまだ遠い。
さて、次回は、JAWS山本さんの走行会の表彰式の様子などをご紹介しま~す。
ということで、こちらが続きです~